-- ネットアドバンス様は設計から開発、運用まで全て内製されていますね。
佐藤様:はい。HeartCore CMSを含むフロントエンドの開発は、ほぼ自社で行いました。クラウドシステムで運用しており、HeartCore CMSではユーザーインターフェイスだけでなく、辞書検索機能以外のほとんどのページをまかなっています。検索エンジン、会員様の認証・課金とはAPI連携させています。
HeartCore CMSに関わる開発は、最初に数日間ハートコア社でトレーニングを受け、その後はメール、電話などでコンサルティングを受けながら行いました。
田中様:JavaやPHPなどの標準的な技術をベースに、HeartCore CMSに固有の@関数などを、場合によってはハートコア社に行って打ち合わせしました。
長堀様:2012年の4月からCMSの比較検討、テストや設計を開始し、実際の開発期間は半年くらいで、2014年4月に「ジャパンナレッジ」のサイトを公開しました。
当初は全くWebサイトに関する知識がなかったのですが、今では自在に関数を使いこなしていますよ。
HeartCore CMSから各システムにリクエストを投げ、
連携してWebサイトに表示する。
-- ネットアドバンス様が、HeartCore CMSを導入された経緯を教えてください。
長堀様:2012年に従来のフルスクラッチのシステムから、CMSへの導入を検討していました。複数のCMSを比較検討した結果、HeartCore CMSに決定しました。
佐藤様:HeartCore CMS導入前はスクラッチである事に加え、運用を全て外注していましたので、HTMLの文言を変えるだけで莫大な費用が発生していましたし、ページのデザイン変更の際の自由度が低く、多くの時間とコストが掛かっていました。
2013年に展示会のハートコア社のブースでHearCoreの資料を貰い、その後ハートコア社の担当者と機能について当社の要求仕様が満たせるのか、会話しました。実際にテストを行ったところ、Webサイトの運用管理はもちろん、外部システム連携に優れたHeartCore CMSのエクステンション機能、つまり外部システムとの連携が決め手となり、決定しました。
長堀様:当初は、コンテンツ管理と検索機能は完全に独立した設計だったのですが、HeartCore CMSの機能テストをしている際に、CMS側から外部の検索エンジンにクエリーを投げて、検索結果をWebページに表示させることが出来ると分かり、最終的に現状のシステムが完成しました。