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お客様事例株式会社 ネットアドバンス 様

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『外部連携機能に優れたHeartCore CMSの導入で、Webサイトの運用費用が導入前の1/2以下になりました。』

株式会社ネットアドバンス様は、小学館グループ会社のひとつで、「知識の時代」の要請に応えるという目的のもと2000年10月18日に設立されました。
主な事業は、デジタルコンテンツの配信・運営で、日本大百科全書(ニッポニカ)や日本国語大辞典など国内外の出版各社のコンテンツ50種類以上を横断的に一括検索できる百科事典・辞書サイト「ジャパンナレッジ」のサービスを行なっています。契約会員数は大学や企業で約700法人、個人が約3500名です。HeartCore CMS導入でサービスサイトの運用を内製化し、大幅に経費を削減された、プロダクトセンター チーフプロデューサー代理 長堀康一様、プロデューサー 佐藤宗昭様、田中伸幸様にお話を伺いました。

左から:佐藤様、田中様、長堀様

左から:佐藤様、田中様、長堀様

  スクラッチからのリプレイスの際、多くのCMSを比較検討しました。展示会などで資料を集め、外部連携機能が優れているHeartCore CMSに決定しました

HeartCore CMSを選定した理由

-- ネットアドバンス様が、HeartCore CMSを導入された経緯を教えてください。

長堀様:2012年に従来のフルスクラッチのシステムから、CMSへの導入を検討していました。複数のCMSを比較検討した結果、HeartCore CMSに決定しました。

佐藤様:HeartCore CMS導入前はスクラッチである事に加え、運用を全て外注していましたので、HTMLの文言を変えるだけで莫大な費用が発生していましたし、ページのデザイン変更の際の自由度が低く、多くの時間とコストが掛かっていました。
2013年に展示会のハートコア社のブースでHearCoreの資料を貰い、その後ハートコア社の担当者と機能について当社の要求仕様が満たせるのか、会話しました。実際にテストを行ったところ、Webサイトの運用管理はもちろん、外部システム連携に優れたHeartCore CMSのエクステンション機能、つまり外部システムとの連携が決め手となり、決定しました。

長堀様:当初は、コンテンツ管理と検索機能は完全に独立した設計だったのですが、HeartCore CMSの機能テストをしている際に、CMS側から外部の検索エンジンにクエリーを投げて、検索結果をWebページに表示させることが出来ると分かり、最終的に現状のシステムが完成しました。

  システム開発は社内のエンジニアがハートコア社にサポートを受けながら行いました

ハートコア社のコンサルティングを受けながら自社で開発

-- ネットアドバンス様は設計から開発、運用まで全て内製されていますね。

佐藤様:はい。HeartCore CMSを含むフロントエンドの開発は、ほぼ自社で行いました。クラウドシステムで運用しており、HeartCore CMSではユーザーインターフェイスだけでなく、辞書検索機能以外のほとんどのページをまかなっています。検索エンジン、会員様の認証・課金とはAPI連携させています。
HeartCore CMSに関わる開発は、最初に数日間ハートコア社でトレーニングを受け、その後はメール、電話などでコンサルティングを受けながら行いました。

田中様:JavaやPHPなどの標準的な技術をベースに、HeartCore CMSに固有の@関数などを、場合によってはハートコア社に行って打ち合わせしました。

長堀様:2012年の4月からCMSの比較検討、テストや設計を開始し、実際の開発期間は半年くらいで、2014年4月に「ジャパンナレッジ」のサイトを公開しました。
当初は全くWebサイトに関する知識がなかったのですが、今では自在に関数を使いこなしていますよ。

HeartCore CMSから各システムにリクエストを投げ、
連携してWebサイトに表示する。

  470万件の検索対象を、24時間365日サービスを停めないために、サーバーを2台構成に冗長化しています

サイト更新時の計画停止をなくすために

  • -- 「ジャパンナレッジ」のシステム構成と運用体制について、お聞かせください。

    佐藤様:「ジャパンナレッジ」で扱っているコンテンツは膨大で、辞書や事典、叢書、雑誌など、検索対象は470万件に上ります。
    これらのサービスレベルを担保し、更新時の計画停止もなくしたい、ということでシステムのサーバーは全て冗長化しています。HeartCore CMSも2台使っています。フロントにロードバランサーを置いて負荷分散し、アクティブ/アクティブ構成で停まらないシステムを実現しました。
    HeartCore CMSの管理者画面にアクセスする場合はメインのサーバーに対して行い、メインからサブのサーバーへデータの同期を行っています。
    また、会員様への課金システムは外部の決済代行サービスのASPと連携していますので、開発、管理コストが削減できました。
    これらが実現できるか、というのがCMS選定の大きなポイントでした。

    長堀様:「ジャパンナレッジ」は国内だけでなく海外の大学や機関でも多く使われているので、24時間365日安定した稼働を実現することは必須要件のひとつだと考えています。
    運用は主に私がマネジメントしていますが、それ以外に社内のスタッフが10名ほど、ユーザーインターフェイスのデザインや、システムのメンテナンス、コンテンツの更新やコラムなどそれぞれの役割に応じて必要なタイミングで行なっています。

  • 「ジャパンナレッジ」画面。50種類以上の辞事典類を一括検索できる。

    「ジャパンナレッジ」画面。50種類以上の辞事典類を一括検索できる。

  運用コストが1/2に削減し、内製しやすいシステムになりました

HeartCore CMS導入の効果

-- HeartCore CMSを導入された効果と今後のご予定を教えてください。

佐藤様:HeatCore導入前は全ての運用を外注しており、社員は一切システムに触れませんでしたが、HeartCore CMSの導入でHTMLを知らないスタッフでもページの文言の修正が可能になりました。
ユーザーインターフェイスのデザインや、コンテンツの更新など現在は内製化しており、人件費を併せて考えてもWebサイトに掛ける年間費用が1/2以下になりました。また、今年2017年度中にはHeartCore CMSのバージョンアップを予定しています。社内のテストは終わっていますので、問題なく移行できるでしょう。

お客様プロファイル

正式社名
株式会社ネットアドバンス
本社所在地
東京都千代田区神田神保町2-30
代表者
代表取締役社長(兼 CEO)相賀 昌宏
創業
2000年10月18日
事業内容
「知識」をテーマとした電子コンテンツ・パブリッシング「ジャパンナレッジ」の運営
従業員数
20名(2017年3月31日)

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